大和証券Gが中国ショック時の安値に接近、日銀が腰を上げるまで無理との見方
大和証券グループ本社<8601>(東1・売買単位1000株)は前日の14.5円安より下げ幅は小さいものの今日も8円安の742円と続落、中国ショック安相場でつけた年初来安値735.4円(9月29日)に近づいている。日経平均及びTOPIXとも夏場安値に対し、かなり余裕のある水準となっていることと比較すると証券株である同社の動きは弱いといえる。マーケット全体の出来高が少ない状況となっていることが業績に対しマイナス要因として懸念を持たれているようだ。「黒田日銀の量的金融緩和策が机上に上がってくるまでは大きい上値は期待できないだろう」(中堅証券)との見方だ。