■函館が地盤の流通・住宅企業で新函館北斗駅の開業効果に注目集まる
テーオー小笠原<9812>(JQS・売買単位100株)は15日の後場一段高となり、約16%高の950円(134円高)まで上げて出直りを強めている。11月締めの中間決算が好調だったのではないかといった期待がある上、函館が地盤のため、来年3月に開業する北海道新幹線の新駅・新函館北斗駅(同北斗市)に対する期待なども再燃したようだ。
今年の株価は10月初旬まで全くの無風だったが、10月9日の第1四半期決算発表の後から動意づき、11月に1499円まで上昇。その後は再び800円割れまで戻る場面があったが、この下期から来期以降は新幹線の開業効果が本格化する可能性は大いに期待できそうだ。