【株式市場】NY高や円安を好感して全般急反発となり値下げ要請のNTTドコモなども高い
◆日経平均の終値は1万8961円83銭(395円93銭高)、TOPIXは1535.97ポイント(33.42ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億9441万株
16日前場の東京株式市場は、NY株の156ドル高や為替の円安再燃を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が3%高の急反発となるなど、いわゆる国際優良株を中心に反発する銘柄が目立ち、日経平均は302円高で始まったあとも下値の固い展開を続け、前引けにかけては404円13銭高(1万8970円03銭)まで上げた。前引けは395円93銭高(1万8961円83銭)。主な株価指数はすべて高い。
NTTドコモ<9437>(東1)、KDDI<9433>(東1)、ソフトバンク<9984>(東1)がそろって高くなり、総務省が携帯電話大手3社に対してより割安な料金プランを設定するように行政指導、と伝えられたことに対しては総務省の姿勢がソフトなようで逆に安堵感が広がったとの見方。インフォテリア<3853>(東マ)は引き続き仮想通過「ビットコイン」関連技術を手がけるテックビューロ(大阪府)との提携などが材料視されて6日連続ストップ高。さくらインターネット<3778>(東1)も仮想通過「ビットコイン」関連技術を手がけるテックビューロ(大阪府)との協業発表が好感されてストップ高。
東証1部の出来高概算は10億9441万株、売買代金は1兆2184億円。1部上場1927銘柄のうち、値上がり銘柄数は1581銘柄、値下がり銘柄数は248銘柄となっている。