16日は、宿泊予約サイトの一休<2450>(東1)がヤフー<4689>(東1)によるTOB(株式公開買い付け)を材料に20.7%ストップ高となり、TOB価格3433円に向けて一直線。ヤフーも反発し1.8%高。これを受けて専門性のあるサイト関連株に思惑が広がり、シュッピン<3179>(東1)は5.9%高、不動産情報サイトのネクスト<2120>(東1)は7.2%高、航空券や旅行関連サイトのアドベンチャー<6030>(東マ)は8.7%高。検索連動型広告のアイレップ<2132>(東2)は8.0%高となった。
さくらインターネット<3778>(東1)は仮想通過「ビットコイン」関連技術を手がけるテックビューロ(大阪府)との協業発表が好感されていきなり急騰し28.3%ストップ高、インフォテリア<3853>(東マ)は12月4日にテックビューロ(大阪府)との提携を発表してから連日急伸し、本日は6日連続ストップ高の21.1%高。
アピックヤマダ<6300>(東2)はスマートフォンの高機能化にともなう半導体工作装置への需要などが言われ、このところ比較対象銘柄の石井工作研究所<6314>(JQS)の値上がりに比べて出遅れ感などとされて13.0%高。石井工作研究所も19.2%高。天昇電気工業<6776>(東2)は2016年5月に創業80周年のため記念措置などに期待とされて12.3%高。
ラクオリア創薬<4579>(JQG)は旭化成<3407>(東1)グループの旭化成ファーマとの共同研究が進展したことにともなうマイルストーン収入などが好感されて23.9%ストップ高。モルフォ<3653>(東マ)は引き続きデンソー<6902>(東1)との提携などが材料視されて3日連続ストップ高の18.1%高。昨日までマザーズ市場のペプチドリーム<4587>(東1)は16日から東証1部に昇格し4.2%高となった。