■主な移動平均を上回り4ヵ月ほど続いた調整相場が転換も
三井不動産<8801>(東1・売買単位千株)は17日、続伸の始まりとなり、取引開始後に3.6%高の3233.0円(113.0円高)と約2週間ぶりの3200円台を回復した。日銀の金融政策決定会合(17~18日)の結果発表を前に、米国が利上げを決定した一方で日本や欧州では緩和継続の予想が強く、追加緩和などへの期待が根強いようだ。ここ数日の出直りによって25日移動平均、5日移動平均などを上回ってきたため、4ヵ月ほど続いた調整相場が転換点を迎えたとの見方が出ている。