16日(水)のNYダウは利上げ決定を受け材料出尽くしで3日続伸、最高値に9.6合目、次は日本の量的緩和へ
12月16日(水)のNYダウはFOMCの金利引上げ決定と今後の利上げが景気に配慮した緩やかなものになることから3日続伸した。政策金利誘導目標を現在の、「0~0.25%」を、「0.25%~0.5%」とする。材料出尽しからNYダウ終値は224ドル高の1万7749ドルと3日続伸、3日合計の上げ幅は約480ドルに達した。
今回の利上げ決定によって、今後は利上げ後の米国景気の行方に目が向くことになる。現在のNYダウは最高値に対し約9.6合目水準だが、米・景気が強いとなれば最高値更新は直ちには無理としても中期的には更新に向うものと見られる。なお、米国の金利引上げが決まったことで、いよいよ日本の追加の金融量的緩和が決定されることになりそうだ。
ドルは122円前半、原油は35ドル後半。