【狙い場・買い場】インフォメーションクリエーティブはチャート好転、今期増益で割安
インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は、ミニゴールデンクロスを示現。今期増益が見込まれる割安銘柄として注目したい。
同社は、ソフトウェア開発からインフラ設計構築、システム運用支援までトータルなソリューションを提供する”ITソリューション”の拡充に加え、パッケージ開発によって様々な業種・業態のITニーズにダイレクトに対応していく”ITサービス”の強化に取り組んでいる。2013年9月に策定した中期経営計画の最終年度を迎え、更なる事業の成長を図っている。経営戦略としては「ITソリューション事業の安定成長」、「ITサービス事業の成長加速」、「強固な人材基盤・組織基盤の構築」の3つの基本方針のもと計画の達成を推進している。
今2016年9月期第2四半期業績予想は、売上高が36億7000万円(前年同期比7.4%増)、営業利益が2億4100万円(同9.2%増)、経常利益が2億5100万円(同0.9%減)、純利益が1億5800万円(同18.0%増)を見込んでいる。
通期業績予想は、売上高が74億3300万円(前期比9.4%増)、営業利益が4億2600万円(同30.7%増)、経常利益が4億6400万円(同22.2%増)、純利益が2億9300万円(同41.7%増)と9期ぶりに最高純益更新を見込んでいる。年間配当は期末一括24円を予定している。
株価は、4月16日につけた上場来の高値2517円から8月25日安値870円まで調整を挟んで9月8日高値1369円と上昇。11月16日安値880円と売り直された後、900円どころを下値にもみ合っているが、ミニゴールデンクロスを示現し、出直る気配となっている。IT投資の回復基調の持続に加え金融機関の大型案件、官公庁向け需要の増加も引き続き期待される。最高純益更新見通しで、今期予想PER12倍台と割安感がある。配当利回り2.58%と利回り妙味はソコソコあり、ここからの下値は限定的と見られ、リバウンド相場が見込まれることから注目したい。