■胡蝶蘭などの生産や輸入、卸売りを行いPERでは割安感が大
18日に新規上場する3銘柄のうち、アートグリーン<3419>(名セ・売買単位100株)は胡蝶蘭をはじめとする高級生花の生産や輸入、卸売りのほか、結婚式場のブライダル企画なども行う。買い気配をセリ上げる始まりとなり、10時30分に公開価格420円を46%上回る614円で初値がついた。その後は664円まで上げて売買をこなしている。
2016年10月期の業績(単体・見込み)は、売上高が前期比7.4%増の18.12億円、営業利益が同46.0%増の0.87億円、純利益は同11.4%増の0.51億円、1株利益は47円65銭。
公開価格でのPERは8.8倍になり、たとえば大田花き<7555>(JQS)のPER30倍前後との比較では大きく割安になる。