【注目のリリース】旭硝子が世界で初めて米皮膚がん財団から自動車用窓ガラス認証
■紫外線99%カットの自動車用窓ガラスでフロントに続きリアも認証を取得
旭硝子<5201>(東1・売買単位100株)は21日午前、紫外線(UV)を約99%カットする自動車用リアドアガラス・リアガラス「UVベールPremiumPrivashield(プライバシールド)」が米国の皮膚がん財団(SkinCancerFoundation)の認証を取得したと発表した。
米国の皮膚がん財団は、皮膚がんの予防や早期発見および治療に積極的に取り組んできた唯一の国際機関で、すでに認証を取得しているフロントガラスおよびフロントドアガラスと併せることで、世界で初めて自動車の全方位で同財団認証の窓ガラスを提供することが可能になる。
同社は、皮膚がんを引き起こす一因と言われているUVを世界で初めて約99%カットするフロントドアガラスを2010年に販売開始し、2013年にフロントガラス「ラミセーフ」と併せて、これらの製品において同財団から認証を取得した。現在、運転席および助手席の紫外線対策として、国内外の約50車種に搭載されている。
21日の株価は朝方の686円(12円安)を下値にモミ合い、14時にかけては7円安。日経平均が一時335円安となった全体相場の中で底堅い展開になっている。
9月以降は概して690円前後まで下げると反発する展開を繰り返しているため、モミ合いのうねりを狙って値幅を狙うには好位置にあるといえそうだ。