東京エレクトロン<8035>(東1・売買単位100株)は21日の夕方、発行済株式総数の8.53%に相当する普通株式の消却を発表した。消却予定日は2016年1月20日。この割合だけ株式価値の向上につながり、株主還元のひとつになる。
今年の株価は3月の9313円を高値に調整基調だが、10月の5519円を下値に持ち直して12月1日には戻り高値の8450円をつけた。以後は21日の7251円まで調整してきたが、10月以降の回復相場での微調整と見ることができそうだ。この消却を機に株価が反騰すれば、業績回復を先取る相場の継続と見ることができそうだ。