トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は一時、103円高の7682円と3日ぶりに反発した。このところの動きは16日、17日と2日連続高(合計で約380円)、18日と21日は2日連続安(合計で約120円)という2日連続での高・安リズムとなっており、今日に続いて明日も高くなるかどうかが注目されている。
12月2日の戻り高値7862円に対しわずか180円ほど下に位置していることから強い相場とみる見方がある一方、去る2日の7862円と18日の7850円でダブル・トップを形成していることから上値は重いと見る向きもある。「現在の高値圏のモミ合いを上か下かのどちらに放れるにしても新しい材料が必要だろう。しかし、しばらくは手掛かりとなる材料は見込めそうにない」(中堅証券)という。結局、短期マネーにとっては株価の動きが鈍く、魅力の乏しい展開となりつつあるようだ。