■夏場の3.5倍高相場のあとかなり調整が進み来年が楽しみとの見方も
トランスジェニック<2342>(東マ・売買単位100株)は22日の後場寄り後に750円(37円高)前後となり、前場に続き急反発相場を継続。出来高はすでに昨日分の2倍に達して売買活発となっている。21日付けで、同社が作製した特定抗体を用いた診断薬について、あるグローバルヘルスケア企業1社との間で全世界における独占的製造・販売実施権の許諾に係るライセンス契約など3件のニュースを発表し、材料視されている。
今年の株価は5月中旬の決算発表後に動意を強め、7月には約3.5倍高の1404円まで急騰。その後は急騰相場のあとによく見られる大きいモミ合いを繰り返して次第に振幅が小さくなる相場を続けている。かなり調整が進んできたとの見方があり、新たな相場への経過段階として注目されている。