ダイハツ工業<7262>(東1・売買単位100株)は、出遅れ感からの注目で22円高の1676円と3日続伸、3日間の上げ幅は約85円に達している。中国ショック安・直前の1740円前後に比べ下に位置していることから見直されているという。また、地方の時代の流れから、「軽」自動車に期待できるともいう。ただ、今3月期の営業利益は2ケタ減益の見通し。とくに、中間配当は16円としたが期末配当は未定で、仮に、中間と同規模とすれば年32円となって前期の年48円から大幅減配となる。業績から見れば中国ショック前水準は難しそうだ。