■「月足」では2013年の急騰、14年の急騰に続き来年三段上げの予感も
鉄建<1815>(東1・売買単位千株)は24日、14時を過ぎげ5%高の295円(15円高)前後で推移し、前売買日までの4日続落から急反発となっている。鉄道建設工事の大手で、国土交通省が来年素予算に盛り込む整備新幹線の事業費が北陸新幹線の金沢~敦賀間の900億円など総額2050億円規模と22日から23日に伝えられ、期待が再燃している。
今年の相場は年初の470円前後からほとんど右肩下がり商状で、12月21日には一時278円の年初来安値をつけた。本日の反発程度では底入れ感がつかめないが、「月足」を見ると2013年の急騰、2014年の急騰に続き三段上げ相場に移る素地が整ってきたとの見方がある。