■会計事務所向けサービスの拡充と次世代サービスの共同開発を推進
ミロク情報サービス(MJS)<9928>(東1)は本日(25日)、会計事務所向けに記帳代行サービスを提供するクラウドインボイスの株式を取得し、完全子会社化した。
クラウドインボイス社は、OCR(光学文字認識)に頼らない独自の文字解析システムを活用し、会計事務所向けに低価格かつ高品質な記帳代行サービスを提供している。また、中小企業向けに請求書の作成から受送信、入金・支払管理までをサポートするクラウドサービス「Cloud Invoice」を開発・提供するなど、新たなサービスを創造し続ける新興企業。
MJSは1977年の設立以来、会計事務所及び中堅・中小企業に対して、財務・会計、税務を中心とする多彩な業務システムを開発・提供している。クラウドインボイス社の得意とする独自の文字解析技術やこれを基盤としたクラウド型の記帳代行サービス、売上・支払管理サービス等は、MJSの製品・サービス領域と親和性が高く、営業活動や製品開発面での相乗効果が期待できると判断し、今回の子会社化を決定した。
今後、MJSの会計事務所向け主力製品とクラウドインボイス社のクラウド型の記帳代行サービスを連携し、会計事務所における一層の業務効率化を支援する。さらに、MJSグループ各社とクラウドインボイス社の技術・ノウハウを生かし、既存製品・サービスの機能拡充や連携強化に加え、次世代サービスの創出に向けて共同開発を推進する。