25日は、東証1部の値上がり率1位・売買代金1位(上場投信を加えると各々2位)に日本水産<1332>(東1)の14.3%高が入り、昨日のストップ高に続きEPA(エイコサペンタエン酸)事業やSMBC日興証券の目標株価960円、同じくみずほ証券の910円などが好感されて大活況。この銘柄がこれほど軽快に上げるとは思わなかった注目を新たにする様子もあった。
ピエトロ<2818>(東1)は24日から東証1部に昇格して9.3%高となり東証1部の値上がり率2位(上場投信を除く)。25日から東証1部に昇格した綿半ホールディングス<3199>(東1)も活況で3.4%高。ゴールドウイン<8111>(東1)はラグビー日本代表チームのオフィシャルサプライヤーに引き続きグループ会社が契約とされて7.6%高となり出直り拡大。エスケイジャパン<7608>(東1)は2月決算の黒字化幅拡大の期待などが言われて7.6%高。
イトーヨーギョー<5287>(東2)は「無電柱化」関連製品が東京五輪に向けて注目との見方などがあり15.8%ストップ高。ブランジスタ<6176>(東マ)は「越境EC」(国際間の電子商取引)新製品期待が言われて25.0%ストップ高。
本日新規上場の一蔵<6186>(東2・売買単位100株)は着物、和装の直営店「一蔵」「いち瑠」」などを展開し、取引開始と同時に公開価格1210円を2%上回る1236円で初値がついた。高値は前場の1259円、安値は後場の1113円、終値は1120円だった。