◆日経平均の前引けは1万8808円35銭(39円29銭高)、TOPIXは1523.79ポイント(7.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億2342万株
28日前場の東京株式市場は、受け渡しベースで2016年相場の売買に入り、損益合算を意識した売却を通過したことなどから、日経平均は朝寄り直後に105円86銭高(1万8874円92銭)まで上げたが、朝発表の鉱工業生産指数(11月速報値)が3カ月ぶりの減少となったためか、その後は伸び悩み、前引けは39円29銭高(1万8808円35銭)となった。ただ、主な株価指数はすべて高い。
シャープ<6753>(東1)が台湾・鴻海精密・郭事長の発言報道などを好感して10日ぶりの反発となり、政府の自動運転技術の推進報道などを受けてJVC・ケンウッド<6632>(東1)や日本抵抗器製作所<6977>(東2)などが活況高。ITBook<3742>(東マ)は直近まで5日続落とあって急反発。
東証1部の出来高概算は8億2342万株、売買代金は7739億円。1部上場1403銘柄のうち、値上がり銘柄数は1403銘柄、値下がり銘柄数は451銘柄となっている。