■16年12月期の業績回復に向けて絶好の材料登場の見方
日本抵抗器製作所<6977>(東2・売買単位100株)は29日、昨日のストップ高に続いて取引開始後に14%高の194円(24円高)まで上げ、大幅続伸の始まりとなった。昨日は、台湾メディアの報道として、中国の家電大手ハイアールと温水便座で提携するとの観測が伝えられ、本日も「師走相場」に特有の材料株で値幅を狙う投機的な動きが強まっている。2015年12月期の業績は小幅だが減収減益の見込みだが、16年12月期は回復に向かう可能性があり、来年を展望するには絶好の材料出現になったようだ。2014年に483円の高値がある。