■大納会も1800円台を保てば年明けに一段の回復相場の見方も
アルパイン<6816>(東1・売買単位100株)は29日、11時にかけて10%高の1821円(163円高)まで上げ、5日続伸基調。値上がり率では東証1部銘柄の3位前後に進んでいる。トヨタ自動車<7203>(東1)が12月に発売した新型「プリウス」向けに専用の大画面カーナビゲーションを納入することが言われているほか、このところ自動運転技術関連株の人気が再燃し、この面から注目する様子もある。
1800円台は8月下旬以来4ヵ月ぶり。今年の相場は6月の2729円を高値に後半調整となっているが、明日の大納会(年内最終売買日)も1800円台を保てば月足で24ヵ月移動平均を上回り、年明けに一段の回復相場が見込める態勢が整うとの見方が出ている。