ロックオンが「フィンテック」人気衰えず一時ストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■新年初取引の「笛吹き銘柄」に当たり今年は大相場の期待も

 ロックオン<3690>(東マ・売買単位100株)は4日、取引開始後に一時ストップ高の2780円(500円)まで上げ、9時40分にかけても19%高の441円高前後で東証マザーズ銘柄の値上がり率1位になっている。「フィンテック」(金融とITの融合)技術のテックビューロ(大阪府)との提携発表後、急伸相場が続いており、年明けも期待が強いものがある。同じくフィンテック関連で活況のさくらインターネット<3778>(東1・売買単位100株)も続伸している。

 ロックオンは2014年9月に上場して以来の高値2885円(11月)に接近。PERは70倍に乗るが、新年の初取引(大発会)で活況になった銘柄や物色テーマ株は大相場を形成するというジンクスがあるため注目されるようだ。正確には「笛吹き銘柄」(立会い場で注文殺到のため笛を吹いて一時売買を中断した)が注目株になるが、完全システム売買の現在はストップ高の銘柄がこれに当たると見て注目されている。

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