タカタが自動車各社による救済出資観測を好感しストップ高

銘柄 相場欄

■昨年11月から続く底練り型のモミ合いを脱出できるか焦点に

 タカタ<7312>(東1・売買単位100株)は4日、急伸相場となり、9時40分頃からストップ高の957円(150円高)に張り付いて売買を交えている。値上がり率は18.6%で11時現在は東証1部銘柄の上昇率2位。4日付の産経新聞で同社を救済するために「国内自動車メーカーが共同で出資する「日の丸連合」案が浮上している」などと伝えられた。

 昨年11月以降は750円前後から970円前後の幅で底練り型の下値モミ合いが続いており、目先はこのモミ合い相場を脱出できるかどうかが焦点になる。モミ合いの高値は977円(12月2日)。

 

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