【狙い場・買い場】エイジアは今3月期2ケタ増益で期末一括17円配当、チャートが三角保合い
- 2016/1/5 09:40
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エイジア<2352>(東マ)は、日足ではミニゴールデンクロスを示現。チャート妙味から注目したい。同社は、インターネットを活用したマーケティングシステムを法人・団体に提供している。BtoC型企業向けのマーケティングオートメーションを核としたマーケティングプラットフォームの構築とそのブランディングに経営資源を集中的に配分し、「複雑化したデジタルマーケティングを世界一カンタンに、確実に!」というコンセプトの実現を目指した新製品の開発に取り組んでいる。成長のために必要な投資を維持・強化し、事業領域の拡大に伴い発生するリスクに耐えうる収益力を確保するため、アプリケーション事業において、利益率と売上継続性(ストック性)の高いクラウドサービスの販売増強に引き続き注力している。重点的に強化してきたクラウドサービスが順調に推移しているほか、子会社FUCAと協力して推進したコンサルティングサービスも伸長している。
今2016年3月期・第2四半期業績実績は、売上高が5億4100万円(前年同期比11.2%増)、営業利益が9800万円(同50.6%増)、経常利益が1億0100万円(同52.2%増)、純利益が6600万円(同58.6%増)に着地。
通期業績予想は、売上高が11億3000万円(前期比9.6%増)、営業利益が2億2000万円(同23.2%増)、経常利益が2億2000万円(同21.5%増)、純利益が1億4000万円(同28.6%増)を見込んでいる。配当は期末一括17円(同2円増)を予定している。
株価は、昨年7月1日につけた昨年来の高値1813円から8月25日安値879円まで調整を挟んで昨年10月29日高値1683円と上昇。1600円どころを上値にモミ合っているが、ミニゴールデンクロスを示現し、上値指向を強めている。大型新製品「WEBCAS Auto Relations」の開発が注目される。将来的には人工知能「将来予測エンジン」を搭載、または連携。IOT技術を活用したビッグデータ対応を計画しており、今後の展開に期待がかかる。週足では13週移動平均線、月足では9か月移動平均線がサポートしており、三角保ち合い上放れとなるか注目したい。