7日(木)のNYダウまた急落、12月30日から6営業日中で5日間がすべて大幅安、中国に軍事・経済で振り回される
- 2016/1/8 08:26
- 株式投資News
1月7日(木)のNYダウは、中国経済の先行き不安に怯え、振り回される展開で下げ止まらず、またまた大きく下げている。終値は392ドル安の1万6514ドルと、昨年10月2日(終値=1万6472ドル)以来の水準に沈んでいる。昨年暮れの30日から下げが始まり、6営業日中、途中1日間(1月5日)だけ9ドル高があっただけで、そのほかの日はすべて大幅安。この間、合計で約1206ドル下げた。
アメリカは中国に軍事面で振り回され、さらに、経済でも振り回される展開となっている。また、「今年で政権交代となるオバマ政権にはもはや新たな経済政策は期待できないだろう」(日本の市場関係者)との見方。同じ中国経済問題で下げた昨年8月水準(場中安値=1万5370ドル)まで下げることも仕方ないとの嘆きの声も聞かれるようだ。
特に、原油は一時32ドル台(終値は33ドル前半)へ下げ、ドルは117円半ばとなっている。世界各国の株価は前面安状況で、世界はまさに冬景色。日本が機関車役となれるかどうか。