【株式市場】中国の「サーキットブレーカー」適用中止などあり中盤から大幅に反発

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7836円90銭(69円56銭高)、TOPIXは1462.91ポイント(4.97ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億8018万株

チャート11 8日前場の東京株式市場は、NY株の大幅続落などを受けて朝方は自動車株などから全面安となり、日経平均は257円70銭安(1万7509円64銭)まで下押した。ただ、本日は先物・オプション1月物の清算値(SQ)算出日に当たり、これを巡る売買注文は朝一番に通過するためか、日経平均はその後一気に切り返し、10時過ぎには207円97銭高(1万7975円31銭)まで上げた。前引けは69円56銭高となった。中国株は反発し「サーキットブレーカー」の適用中止と伝えられた。

 朝方は安かったファナック<6954>(東1)ソフトバンク<9984>(東1)に中盤から株価指数先物の切り返しとともに機械的な買いが入り、前引けは主力株が軒並み堅調に転換した。さくらインターネット<3778>(東1)インフォテリア<3853>(東マ)は「フィンテック」(金融とITの融合)技術の中でも注目される「ブロックチェーン」の実証実験プラットフォームを展開と伝えられ急伸。星光PMC<4963>(東1)は「新機能材料展2016」(1月27~29日)への出展などが期待されて急伸し高値更新。リプロセル<4978>(JQS)はゴールドマン・サックス証券が買い推奨とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億8018万株、売買代金は1兆8077億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は902銘柄、値下がり銘柄数は885銘柄となっている。

 

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