【株式市場】中国株安定し反発を試すが週末のため買い続かず日経平均5日続落

株式

◆日経平均の大引けは1万7697円96銭(69円38銭安)、TOPIXは1447.32ポイント(10.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出分が加わり25億9124億円

チャート6 8日後場の東京株式市場は、中国株式が反発したまま堅調となり、円相場は1ドル118円台に戻ったため、日経平均は14時頃まで小高く推移した。しかし、週末売買日のためリスクを背負いたくない雰囲気があり、前場の高値1万7975円31銭(207円97銭高)には届かず、大引けにかけては軟化。終値ベースでは5日続落となった。日経QUICKニュースは、日経平均の年初から5日続落は指数を算出開始して以来で初めてと伝えた。

 中国株は「サーキットブレーカー」の制度中止や人民元の基準値引き上げ設定などから反発したが、週末売買日のため個別物色の色彩が濃く、後場は、さくらインターネット<3778>(東1)が金融ITの「ブロックチェーン」の実証実験プラットフォームなどを材料に一段上げてストップ高となり、データセクション<3905>(東マ)は人工知能による新サービスなどが好感されて一段高となりストップ高。

 東証1部の出来高概算はSQ算出分があり25億9124億円(前引けは14億8018万株)、売買代金は3兆2017億円(同1兆8077億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は377銘柄、値下がり銘柄数は1466銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がりした業種は、ゴム製品、精密機器、機械のみとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る