【銘柄フラッシュ】リアルワールドなど急伸し北朝鮮リスクの石川製作所も高い
- 2016/1/8 16:57
- 株式投資ニュース
8日は、中国当局が「サーキットブレーカー」の制度を中止すると伝えられ、中国株式は前後場とも反発して推移。半面、前場は小動きだった防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が13時過ぎから再び強張り5.2%高と動意を強め、「ゴエモンさんが動いている間はジッとしているしかない」と北朝鮮を巡る地政学的リスクを警戒する様子があった。
引き続き「フィンテック」(金融とITの融合)関連株の物色が旺盛で、さくらインターネット<3778>(東1)とインフォテリア<3853>(東マ)は「ブロックチェーン」の実証実験プラットフォームを展開との発表が好感されてインフォテリアが朝方からストップ高の16.8%高。さくらインターネットは後場ストップ高まで上げて25.9%高。リアルワールド<3691>(東マ)は仮想通貨ビットコイン取引のビットフライヤー(bitFlyer)との提携などでフィンテック関連とされ23.3%ストップ高。
エスケイジャパン<7608>(東1)はコマンドエヌ(京都府)による買い付け後の思惑・憶測が再燃とされて10.9%高と出直りを強め、星光PMC<4963>(東1)は「新機能材料展2016」(1月27~29日)への出展などが言われて7.9%高となり高値を更新。関東電化工業<4047>(東1)は韓国自動車メーカーのハイブリッド車本格化報道を受けてリチウムイオン電池に再び注目とされて10.1%高。
DNAチップ研究所<2397>(東2)はうつ病遺伝子研究に関する発表などが言われて20.0%ストップ高。データセクション<3905>(東マ)は人工知能による新サービスなどが好感されて一時ストップ高の17.9%高となり大引けも17.4%高。リプロセル<4978>(JQS)はゴールドマン・サックス証券が買い推奨とされて11時過ぎからストップ高の21.7%高となった。