13日(水)のNYダウ倍返しの下げ、原油安無視して上げたトガメ、退院困難で昨年安値攻防に、
- 2016/1/14 08:13
- 株式投資News
1月13日(水)のNYダウは、早くも急反落した。前日までの2日間連続高で計170ドル上げていたが、この日は364ドル安と上げ幅に対しちょうど倍返しの下げとなった。終値は1万6151ドルと昨年9月29日(1万6049ドル)以来の水準に沈んだ。
原油相場が30ドル台を切る悪環境を無視する形で2日連騰したトガメといえそうだ。買方・売方でみれば、売方が買い戻しを優先させたことで2日連続高となったが、買い戻し一巡後は、売方が再びドテンして売り崩しに回った可能性がありそうだ。相場のリズムとしては、上げた以上に下げるという典型的な下げ相場基調で、相場は中国ショックの入院から退院ができる状況ではないことを物語っている。昨年8月25日の安値(終り値=1万5666ドル)攻防に移っていきそうだ。
ドルは117円半ば、原油は30ドル半ば。
13日(水)の日経平均は496円高だったことでNN倍率は1.096倍に上昇、とくに、日経平均の上ザヤは1564ポイント(前日702ポイント)に大きくアップ、今日はサヤ縮小が避けられないだろう。