日本色材工業が業績見通し増額など好感し2日連続ストップ高
- 2016/1/14 12:57
- 株式投資ニュース
■ストップ高でもPER8倍台、この数年大きな値動きなく相場に新鮮味
日本色材工業研究所<4920>(JQS・売買単位千株)は14日の後場、ストップ高の457円(80円高)で始まり、2日連続ストップ高。化粧品の受託製造や開発などを行い、12日の通常取引終了後に発表した第3四半期決算が好調で、今2月通期の業績見通しを増額修正。連日大幅高となっている。
450円台は2008年1月以来。増額修正では、今2月期の予想1株利益を従来の6円94銭から52円07銭に大きく見直した。株価457円でのPERは8倍台になり、まだ割安感が強い。日頃から薄商いの銘柄で、この数年は大きな値動きがないまま調整基調だったため相場に新鮮味があるとの見方があり、上値にも大きな売り物がないとの見方がある。