ほくほくFGはATM宝くじの「持ち出し」懸念が後退の様子で底堅い

銘柄

■北海道銀の「ATM宝くじ」販売額を当選額が上回ると伝わり下げていた

 北海道銀行や北陸銀行の持株会社ほくほくフィナンシャルグループ(ほくほくFG)<8377>(東1・売買単位千株)は14日、朝方に一時222円(8円安)まで下げて昨年来の安値を更新したが、後場は14時を過ぎて5円安前後まで持ち直し、底堅い展開となっている。

 北海道銀行の預金者が購入できる「ATM宝くじ」の2015年の販売額が14億5620万円になり、当選額の16億170万円を1億4550万円超過したと1月9日付の北海道新聞が伝え、ほくほくFGの株価は翌取引日に終値で230円を割り込んだが、13日には回復。本日は日経平均が後場一時771円安という大幅安の中でも底堅いため、下値圏が見えたとの見方が出ている。

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