【株式市場】ギリシャの混迷などで手控え感あるが直近上場銘柄など活況

2014年大納会

◆日経平均の前引けは1万7610円13銭(119円71銭安)、TOPIXは1418.80ポイント(5.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億89万株

チャート5 30日(大納会)前場の東京株式市場は、ギリシャの政局混迷、ユーロ安などを受けてトヨタ自動車<7203>(東1)などの売買が手控えられ、材料株などを個別に物色する色彩の強い展開となった。

東証1部昇格にともない30日の終値からTOPIX(東証株価指数)の算出対象になるOCHIホールディングス<3166>(東1)一正蒲鉾<2904>(東1)が大幅続伸となり、ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)はアベノミクス経済の中で「値上げ力」のある銘柄との見方があって高値を更新。キャリアリンク<6070>(東2)は反発し、上場4日目のエクストリーム<6033>(東マ)や同7日目のサイジニア<6031>(東マ)はストップ高となった。

東証1部の出来高概算は8億89万株、売買代金は7034億円。1部上場1859銘柄のうち、値上がり銘柄数は696銘柄、値下がり銘柄数は984銘柄となっている。

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