【週足・週末値足・チャートワンコメント】野村ホールディングス

野村

 野村ホールディングス<8604>(東1・100株)は、週末値でみると12月25日まで7週連続下げのあと、12月30日に9円高と反発したが戻りの鈍かったことから再び下げに転じ、1月8日が(週末)前週末比14円安、15日(週末)も23円安の612円と冴えない。

 週末値ベースの戻り高値は12月23日の802円で前週末までの下げは23.6%とこの間のTOPIXの下落率12.5%を大きく上回って、全般に対し極めて弱い展開となっている。

 下げ基調に変化はなさそうだが、短期間に大きく下げていることで、一旦、リバウンド場面は近そうだ。とくに、日銀の量的緩和もそろそろ近そうだから売方は深追いは避けるところだろう。600円割れがあれば、中期買いは勧められないが、短期なら狙い場だろう。量的緩和があれば720~730円までの戻りは見込めるだろう。

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