立花エレテックは三菱電機などの海外展開など連想材料に堅調転換

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■直近高値から2カ月になり四半期決算発表の頃に調整一巡感も

 立花エレテック<8159>(東1・売買単位100株)は18日の前場、1142円(59円安)を下値切り返し、前引けは1246円(45円高)。全体相場が大幅な続落となる中で、下値からは104円の上昇となった。三菱電機<6503>(東1)ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)と親密な電子部品商社で、三菱電機が米ニューヨーク市都市交通局(NYCT)から無線列車制御システムの新規供給メーカー認定に向けた実証試験を受注したこと、ルネサスエレクトロニクスが自動運転向け電子制御ユニットなどで欧州企業と協業すること(各々1月上中旬に発表)などが連想買いを増幅させたとの見方が出ている。

 このところの株価は昨年12月初に1400円台だったため、2割を超える下落となってきた。ただ、直近の高値1479円(2015年11月)を起点とすると調整期間はすでに約2カ月になる。第3四半期決算の発表を2月4日に予定するため、この頃には日柄調整に一巡感が広がり、業績などを映し出しやすい環境になる可能性はある。

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