【株式市場】日経平均は9月以来の1万7000円割れだが次第に持ち直す

◆日経平均の終値は1万6955円57銭(191円54銭安)、TOPIXは1387.93ポイント(14.52ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億3000万株

チャート12 18日後場の東京株式市場は、円相場が朝方の1ドル116円台から昼前には117円台の円安基調になったことなどが好感され、トヨタ自動車<7203>(東1)が新「プリウス」の受注台数好調と伝わるなどで値戻しを強め、日経平均も次第に持ち直して14時30分頃には109円85銭安(1万7037円26銭)まで戻す場面があった。結局は3日続落となり、終値での1万6000円台は9月29日以来。主な株価指数はすべて安い。

 後場は、東洋ゴム工業<5105>(東1)が原油安効果や前12月期で不祥事の影響が出尽す期待などから一段ジリ高となり、ベクトル<6058>(東1)は好業績を見直す動きなどが言われて一段ジリ高。プロスペクト<3528>(東マ)は自社株買いの発表などが言われて急反発となり、グリーンペプタイド<4594>(東マ)もバイオ株物色に乗り一段高。シンワアートオークション<2437>(JQS)は1月13日の四半期決算発表には無反応だったが、18日午前放送の日経CNBCテレビで取り上げられたとされ11時10分頃から一気にストップ高。

  東証1部の出来高概算は22億3000万株(前引けは12億2269万株)、売買代金は2兆2430億円(同1兆1471億円)。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1618(同112)銘柄、値下がり銘柄数は1618(同1780銘柄)。

 また、東証33業種別指数は3業種が値上がり(前引けは全33業種が値下がり)し、値上がりした業種は、ゴム製品食料品、空運、となった。

 

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