【引け後のリリース】トリケミカル研究所が1月決算と配当の予想を増額修正

引け後のリリース

■1月期末配当は従来予想の6円を10円の見込みに増額

 高純度半導体用化合物などのトリケミカル研究所<4369>(JQS・売買単位100株)は18日の夕方、2016年1月期の業績予想と配当の見通しを増額修正し、営業利益は従来予想を9.4%引き上げて7.0億円の見込み(前期比では2.0倍)とし、純利益は同じく7.3%引き上げて4.4億円の見込み(同22.2%増)とした。この日の株価終値は644円(23円安)だった。

 利益性の高い、先端半導体に向けた材料の需要が前回予想より比較的好調に推移したこと、各種の経営合理化施策が奏功したこと、などが要因となった。この好業績を受け、16年1月期末の配当見込みも従来予想の6円を10円の見込みに増額した。前期実績は7円だった。なお、中間配当は前期、今期とも見送った。年間配当10円のため、株価終値は644円での直接利回りは1.50%になる。1月末の配当を確保する期限(権利付最終日)は、今年は1月26日になる。

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