大和証券G4日ぶり反発も鈍い、ここからはアベノミクス第2章次第の見方
- 2016/1/19 10:54
- 株式投資ニュース
大和証券グループ本社<8601>(東1・1000株)は、前日の新安値に対し今朝は前日終値から12.1円高の687.9円と4営業日ぶりに反発に転じている。ただ、前日まで3日間の下げ幅(合計約30円)を取り戻すことはできていない。「証券株はアベノミクスを占う指標銘柄の一つといえるが、13年4月水準まで下げていることはアベノミクス第1章は終了、第2章の先行きを見守る動きといえるだろう」(市場関係者)という。なお、アベノミクスでの高値は1065円(13年秋)で前日の安値663.3円は高値から37.7%の下げである。中期的には、このまま「3割下げ」で止まるかどうかが注目されるところとなっている。