ゆうちょ銀行が公開価格1450円を割る

ゆうちょ銀行

■郵政3銘柄の中では初めて、日経平均は一段安の532円安

 ゆうちょ銀行<7182>(東1・公開価格1450円、初値1680円)が20日後場の取引開始後に一段下押して1435円(67円安)まで下げ、11月4日に上場した際の
公開価格1450円を割り込んだ。同じ日に上場した郵政グループ3銘柄の中で公開価格を割り込んだのはゆうちょ銀が初めて。

 日本郵政<6178>(東1)は13時にかけて1543円(84円安)まで下げたが、公開価格は1400円、初値は1631円、かんぽ生命保険<7181>(東1)は2664円(97円安)まで下げたが、公開価格は2200円、初値は2929円。

 日経平均は後場寄り後に一段安となり、13時にかけて532円24銭安の1万6516円13銭まで下押した。NY原油先物が時間外取引で1バレル27ドル台まで下げ、約12年ぶりの安値をつけたと伝えられ、このところ原油相場に連動することの多いNY株式の今夜の動向に懸念が強まっている。

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