20日(水)のNYダウ早くも急反落、昨年夏安値(終値)にわずか100ドル、PER15倍割れ、日経平均の上ザヤはピークから5分の1
- 2016/1/21 07:56
- 株式投資News
1月20日(水)のNYダウは、早くも急反落した。前日の戻りが27ドル高(前々日390ドル安)と鈍かったことから一時560ドル安となったが、昨年8月のボトムに接近したことで空売りの買戻しが入り引き戻し終値は249ドル安の1万5766ドルだった。昨年夏の中国ショック第1章での終値安値(8月25日=1万5666ドル)に残り約100ドルと首の皮一枚という状態となっている。
原油は一時26ドル台に下げたが、終値は28ドル前半、ドルは116円後半。NYダウのPERは15倍台を割った。指標面では底打ちしてよい水準だが、オイルマネー等の売りもあるようで昨年8月安値で止まることができるかどうか。
一方、20日(水)の日経平均は大幅に下げたことで日経平均のNYダウに対する上ザヤは650ポイントと、昨年のピーク(8月7日=3351ポイント)に対し、ほぼ5分の1に低下、日経平均の優位性はどんどんと縮小している。NN倍率も1.041倍に低下。