【株式市場】懸念された原油相場はドバイが反発と伝わり日経平均は大幅反発
- 2016/1/21 11:59
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万6682円11銭(265円92銭高)、TOPIXは1356.63ポイント(17.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億6109万株
21日前場の東京株式市場は、NY株の急反落249ドル安などが気にされた一方、原油価格はドバイ原油が反発と伝えられたため安堵感が漂い、ソニー<6758>(東1)が朝寄りから高いままジリ高基調になるなどで主力株が強く、日経平均も小高く始まったまま前引けにかけて272円62銭高(1万6688円81銭)まで上げて急反発となった。主な株価指数では東証2部指数が軟調だった。
日銀の黒田総裁はが本日11時過ぎから小一時間ほど参院決算委員会に出席すると伝えられ、答弁に期待が強まった。トヨタ自動車<7203>(東1)が9時30分頃から堅調転換し、昨日まで5日続落だったNTTドコモ<9437>(東1)も高い。ソースネクスト<4344>(東1)は国内情報セキュリティー市場の拡大見通しなどが好感されて急伸し、サイバーエージェント<4751>(東1)は動画映像の配信事業などが好感されて出直り拡大。ロックオン<3690>(東マ)は「フィンテック」関連株人気に乗り急伸。
東証1部の出来高概算は12億6109万株、売買代金は1兆2796億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1337銘柄、値下がり銘柄数は485銘柄となっている。