【銘柄フラッシュ】ジェクシードなど急伸し阿波製紙は2日連続ストップ高
- 2016/1/27 16:43
- 株式投資ニュース
27日は、ダイハツ工業<7262>(東1)がトヨタ自動車<7203>(東1)による完全子会社化の観測報道を材料に買い気配のままストップ高を続け、14時25分にストップ高で売買が成立。大引けにかけては売買交錯となり16.4%高。同じく提携観測報道のスズキ<7269>(東1)は11.4%高。すでにトヨタが1位株主の富士重工業<7270>(東1)も思惑が出て4.4%高。トヨタ自動車も3.8%高となった。
オルトプラス<3672>(東1)はグリー<3632>(東1)の中国展開などが連想や思惑を呼んだとの見方があり26.8%ストップ高。サイバネットシステム<4312>(東1)は3次元形状モデリングシステムや近未来の新技術として注目されるAR(拡張現実)、VR(仮想現実)技術関連株物色が衰えず4日連続ストップ高の20.4%高。スターティア<3393>(東1)もAR、VR関連株として一時3日連続ストップ高の21.0%高まで上げ大引けは10.2%高。gumi(グミ)<3903>(東1)は1月28日配信開始の新ゲームの事前登録者数30万人突破発表などが好感されて一時ストップ高となり大引けも15.8%高。
阿波製紙<3896>(東2)は引き続き和紙伝来の紙すき製法を応用した炭素繊維強化プラスチックに関する報道などが期待材料視されて2日連続ストップ高の20.2%高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は1月第2四半期の業績などが注目されたようで18.9%ストップ高。
シリコンスタジオ<3907>(東マ)は3D技術とAR(拡張現実)技術の融合期待などが言われてストップ高の20.5%高。アークン<3927>(東マ)はセキュリティ関連株の中で直近の下げが厳しく、厚労省のホームページが25日夜に続き26日夜も再び障害発生と伝えられ、反騰幅の大きさに期待が強まったとされて17.9%ストップ高。ジェクシード<3719>(JQS)はソフトバンクとの代理店契約などが好感されてストップ高の28.8%高。モジュレ<3043>(JQG)は22日に新株発行・新株予約権発行の完了を発表し、M&A資金に充てるとしているため期待が強まったとされて15.8%ストップ高となった。