キヤノンMJが連日急伸し一段高のシグナル点灯するか注目強まる

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■好決算を機に「週足」で移動平均を一気に突き抜ける陽線を待つ

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東1・売買単位100株)は28日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に5%高の2057円(106円高)まで上げて昨年12月3日以来の2000円台回復となった。引き続き、1月26日に発表した前12月期決算などが好感されているほか、一部には「週足」で一段高のシグナルが点灯しつつあるとして注視する様子がある。

 今朝は、昨27日の234円高に続く大幅続伸となっている。今週末もこの値段をキープする場合、「週足」では、一本の大きな陽線(始値より終値が高くなる罫線足)が13週移動平均と26週移動平均の両方を一気に突き抜ける格好になり、経験則では時に一段高の相場に発展するシグナルになることがあるようだ。当てはまらない銘柄もあるが、同社株の場合はこの現象が2014年3月、15年1月に発現し、その後6割高、14%高となったため、改めて注目する向きがある。

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