【株式市場】NY株は反落だが好業績株など高く日経平均は中盤から堅調転換

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7196円30銭(32円38銭高)、TOPIXは1404.27ポイント(3.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億4758万株

チャート13 28日前場の東京株式市場は、NY株の反落222ドル安を受けて日経平均が9時20分頃に221円79銭安(1万6942円13銭)まで下押したが、円相場がドルに対して118円台後半に入る円安継続となったことなどからトヨタ自動車<7203>(東1)などが強さを増し、日経平均も11時頃に71円52銭高(1万7235円44銭)まで上げた。上海株式は続落模様の始まりとなったが、前引けも32円38銭高(1万7196円30銭)。主な株価指数はすべて高い。

 ベリサーブ<3724>(東1)が3月通期の業績・配当の見通し増額などを好感して一時ストップ高となるなど、四半期決算発表の本格化を前に好業績銘柄への反応が強まった。また、enish(エニッシュ)<3667>(東1)は新作ゲームの事前登録好調との発表などが言われてストップ高となり、そーせいグループ<4565>(東マ)は取引先のノバルティス社(スイス)の好決算などが言われて急伸。インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は四半期決算好調で急伸。

 東証1部の出来高概算は9億4758万株、売買代金は1兆246億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1054銘柄、値下がり銘柄数は726銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る