富士電機は利益伸び悩みでモミ合い下放れる、円高傾向で輸出関連銘柄の決算に警戒感強まる

銘柄 相場欄

チャート14 富士電機<6504>(東1・1000株)は決算発表に反応、モミ合い下放れの展開となっている。去る21日の安値435円のあと引き戻して450円前後でモミ合っていたが、今朝は13円安の434円と窓開けして寄付き35円安の412円と一段安となり昨年来安値に沈んでいる。400円に急接近だが、仮に大台を割り込むと13年10月以来となる。第3四半期の営業利益が前年同期比0.5%増益にとどまり、通期予想に対する進捗率は25.5%(前年同期での進捗率は29.0%)にとどまった。利益伸び悩み要因に為替差益減少ということがあり、マーケットはこの点に注視、このところ円高傾向にあることから、これから発表される輸出関連企業の業績に警戒がもたれている。

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