【狙い場・買い場】キリン堂は好業績に比べ株価下げすぎ、2月期配当年25円(期末12.5円)の権利付

狙い場・買い場

 キリン堂<3194>(東1・100株)の940円どころは短期と中期の両面で注目できそうだ。2月期決算のため足元での厳しい3月期・第3四半期決算発表には左右されない。既に、同社は去る、1月8日に2月期・第3四半期(3~11月)を発表済みで営業利益は前年同期比88.5%増の11億4500万円と大きい伸び率だった。通期での営業利益は2.3倍の22億5000万円の見通し。EPS75.7円、配当は期末12.5円(年25円)の予定。年間利回りは2.5%と魅力的だ。

 株価は昨年末の1283円から1月22日(週末)に935円と約350円の急落。好決算の中で下げていることから、全般相場の急落に引っ張られたものとみられる。相場のリズムとしては反発のあってよいところである。ただ、第3四半期の営業利益進捗率が51%にとどまっているため、配当取りのあとは深追いは慎みたい。1カ月後株価としては1080~1100円程度に目標を置くのがよいだろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る