【株式市場】円が反発したため朝方は下げるが大手銀行株など反発し日経平均は次第に回復

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7864円70銭(53銭安)、TOPIXは1461.85ポイント(0.82ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億1395万株

 2日前場の東京株式市場は、昨日までの円安基調がNY株式が小幅だが円高に転じたことなどが言われてキヤノン<7751>(東1)などが反落となり、日経平均は取引開始後に180円57銭安(1万7684円66銭)まで反落となった。ただ、日銀の「マイナス金利」を受けて安値を更新してきた大手銀行株が小反発するなどで日経平均も次第に持ち直し、前引けは53銭安(1万7864円70銭)と前場の高値に進んだ。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 小野薬品工業<4528>(東1)が本日の四半期決算発表などに期待が強まり続伸し、日本ハム<2282>(東1)やレーザーテック<6920>(東1)は昨日発表の四半期決算などを好感して急伸。東天紅<8181>(東1)は東京・上野動物園がパンダの自然繁殖を推進と伝わり急動意となり、アゼアス<3161>(東2)は「ジカ熱」流行懸念で大幅続伸。カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は主品目が日本に続きニュージーランドでも特許との発表が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億1395万株、売買代金は1兆3428億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は850銘柄、値下がり銘柄数は968銘柄となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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