【株式市場】原油が再び急落し日経平均は株価指数の先物主導で一時670円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7194円17銭(556円51銭安)、TOPIXは1404.75ポイント(47.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億5871万株

チャート9 3日前場の東京株式市場は、前夜の米国市場で原油先物が再び急落し、NY株も300ドル近い急落となったことなどが障害になり、日経平均は株価指数の先物主導で10時40分頃に670円11銭安(1万7080円57銭)まで急落した。前引けは556円51銭安。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は昨年来の安値を4日続けて更新。主な株価指数はすべて安い。

 好決算発表銘柄や材料株を一本釣り的に注目する展開になり、レンゴー<3941>(東1)東亜ディーケーケー<6848>(東1)が昨日の第3四半期発表などを好感して上げ、アゼアス<3161>(東2)ニックス<4243>(JQS)は中南米で感染拡大が伝えられる「ジカ熱」関連の思惑などで急伸。アンジェスMG<4563>(東マ)は引き続き糖尿病などが原因で発症する「重症虚血肢」治療薬などへの期待が強く一時3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は15億5871万株、売買代金は1兆5135億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は4%にとどまる89銘柄、値下がり銘柄数は94%に当たる1828銘柄となっている。

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