【狙い場・買い場】星光PMCの高値から530円下げ水準は妙味十分、新素材実用化なら第1弾相場の1978円抜いて2000円期待

狙い場・買い場

 星光PMC<4963>(東1・100株)は1月12日の1577円(昨年来高値)から約530円押しの1050円前後に位置し、業績が好く、好材料を内包し全般相場が先行き不透明となると活躍する習性のあることから狙ってみたい。

 2015年12月期決算はまもなく発表の見通し。第3四半期時点での通期見通しは売上2.8%増の246億3000万円、営業利益3.7倍の123億円、EPS32.3円、配当年12円である。原料価格安定などもあって2016年12月期も続伸が予想され、四季報では営業利益を14億円と16%増益、EPSでも約40円とみている。EPS40円台なら増配期待が高まりそうだ。

 最近、テレビでもよく取り上げられ紹介されるようになった、パルプ繊維由来の『セルロースナノファイバー』は、鉄より軽く・強い、ことから日本発の世界的な新素材製品として期待が高い。本格実用が表面化すれば株価急騰につながる大きい材料としマーケットでの注目度は高い。京都大学と共同開発である。

 1996年の上場で、上場来高値は、新素材の第1弾買いでつけた2014年3月の1978円。実用化で第2弾買い相場となれば相場リズム的には2000円台ということが期待されるだろう。(甘栗)

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