【株式市場】円の反発が響き日経平均は朝方一時249円安となるが次第に持ち直す
- 2016/2/4 12:02
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万7069円96銭(121円29銭安)、TOPIXは1392.97ポイント(13.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億363万株
4日前場の東京株式市場は、円相場が米国の製造業関連景気指数などを受けてドル売りの裏返し的な円高になったことなどが響き、トヨタ自動車<7203>(東1)などが続落して始まったまま軟調に推移した。一方、日銀のマイナス金利政策を受けて下げてきた三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株が適用範囲の限定化などを好感して小高くなり、日経平均は10時頃の249円37銭安(1万6941円88銭)を下値に持ち直した。前引けは121円29銭安(1万7069円96銭)。ただ、主な株価指数のはすべて小安い。
ミツバ<7280>(東1)やミロク情報サービス<9928>(東1)が第3四半期の好決算などを好感して活況高となり、アドウェイズ<2489>(東1)も第3四半期好調で活況高。アドアーズ<4712>(JQS)は音声通訳代行サービス開始などを好感して一時ストップ高。ニックス<4243>(JQS)は「ジカ熱」対策関連株とされて連日急伸。
東証1部の出来高概算は14億363万株、売買代金は1兆3384億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は471銘柄、値下がり銘柄数は1325銘柄となっている。