シャープが台湾・鴻海精密の支援を選択と伝わり値上がり率トップ
- 2016/2/4 15:04
- 株式投資ニュース
■鴻海精密さらに支援金額を上積みして買収を提案と伝わる
シャープ<6753>(東1・売買単位千株)は4日の後場急伸し、後場寄り後に25.5%高の172円(35円高)まで上げて頻繁に東証1部の値上がり率1位となり、大活況となっている。正午過ぎのNHKニュースが「4日の取締役会で「ホンハイ」に優先交渉権を与え、台湾資本の傘下で再建を目指す方針を決めました」などと伝え、再建に向けた期待が再燃した。
同社の再建に向けては、官民ファンドの産業革新機構が主導して日本企業の出資による再建の可能性が取り沙汰されていたが、本日の同報道は、「台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」がここにきて支援金額をさらに上積みして「機構」の支援額を大きく上回る金額での買収を提案したことから(中略)決めた」と伝えた。