デザインワン・ジャパンは「春節」観光客の新たな消費など期待し急反発

株式市場 銘柄

■リラク・ボディケア業種向けネット予約システム急拡大

 デザインワン・ジャパン<6048>(東マ・売買単位100株)は8日、取引開始後に12%高の1570円(168円高)まで上げて急反発し、東証マザーズ銘柄の値上がり率3位に躍進する始まりとなった。2月2日に「クラウドベースのリラク・ボディケア業種向けネット予約システム「エキテンかんたん予約」の累計予約数が、運用開始から約1年4カ月で100万件を突破した」と発表。中国人観光客などの嗜好が電化製品などの「モノ」からリラクゼーション・ボディケア、ネイルケアなどの「サービス」消費に移行しつつあることと重ね合わせて注目する様子がある。

 8月決算銘柄で、第1四半期の業績(2015年9~11月)は営業・経常利益とも前年同期の2倍になるなど、好調さを改めて見せ付けた。第2四半期にオフィス増床や人員増強にともなう投資を予定するため、通年では第1四半期のペースが鈍化する可能性はあるが、中国などの「春節」(旧正月)大型連休が題材になりやすい銘柄として注目されている。

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