【株式市場】日経平均は朝方に下押すが日銀総裁発言に期待あり一時堅調転換

株式

◆日経平均の前引けは1万6790円58銭(29円01銭安)、TOPIXは1366.22ポイント(2.75ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億6049万株

チャート9 8日前場の東京株式市場は、NY株式の大幅反落211ドル安などを受けて朝方は日経平均が267円29銭安(1万6552円30銭)まで下げたが、黒田日銀総裁が10時から衆議院予算委員会に出席と伝えられて何となく期待する様子があり、日経平均は11時にかけて一時31円33銭高(1万6850円92銭)まで堅調転換する場面があった。前引けは29円01銭安。主な株価指数の中では東証マザーズ指数が小高い。

 日本CMK<6958>(東1)六甲バター<2266>(東1)などが東証1部の値上がり率上位に並び、明和地所<8869>(東1)など、いずれも5日発表の四半期決算を好感。相模ゴム工業<5194>(東1)は「ジカ熱」対策銘柄に加え四半期決算の発表が2月10日とされて期待が高揚。MRT<6034>(東マ)は引き続きスマホ・タブレットを用いた遠隔診療サービスなどが材料視されて急伸し、レカム<3323>(JQS)は四半期決算が好感されて株価2ケタの手軽さもありストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億6049万株、売買代金は1兆1889億円。1部上場1937銘柄のうち、値上がり銘柄数は1092銘柄、値下がり銘柄数は728銘柄となっている。

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